Illustratorで「クロスと重なり」を活用しよう！

記事の内容

　オブジェクトやテキストを重なりあうパターンが作れる「クロスと重なり(lntertwine)」についてご説明します。オシャレなロゴ、バナーの作成するときに便利なツールとなります。

使用方法

切り替え

　２つ以上のオブジェクトを選択して、上部メニューから”オブジェクト/クロスと重なり/作成”をクリックすると、カーソルに下記のイラストのようなアイコンが表示され編集を行うことができます。

　切り替えると同時に選択した複数のオブジェクトがグループ化されます。

再編集・解除

　対象を選択して”オブジェクト/クロスと重なり/”からか、コントロールバーにある「編集」と「解除」を選べば行うことができます。

　また、右クリックから「クロスと重なりを作成を取り消し」を選択すれば解除ができます。

クリックで結合

　オブジェクト同士の重なった部分をクリックして適用させます。イラストでは囲っている箇所を適用していきます。

　完成したイラストがこちらです。

囲んで結合

　ツールに切り替え後は対象を囲って、その範囲を適用して反転してくれます。[shift]を押しながらドラッグすると四角形の選択範囲を指定することが可能です。

　オブジェクトやテキスト同士でも、両方でも作成は可能です。

その他

ずらしてしまうと

　改めて調整をしたい時などにオブジェクトを動かすと、適用していた箇所がずれてしまいます。やり直したい場合は「解除」をして再度作成することをおすすめします。

さらにクロスと重なりを適用・ネスト

　クロスと重なりが適用されているオブジェクト(グループ)に対して、さらに他のオブジェクトと適用させることはできません。

　適用した別々のグループを他のグループの中に組み入れるネスト構造にすることもできません。

使用不可

　使用できないオブジェクトが存在しており、ライブペイント、リピート、グラフにはクロスと重なりを適用することができません。