Amazonの本読み放題サービス「 Kindle Unlimited」の詳細 & 利用方法から解約まで解説

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記事の内容

 Amazonが提供してる「Kindle Unlimited」のサービスの詳細、「Prime Reading」との違いを解説。

 支払い方法や解約、検索方法、管理までのひと通りを説明しています。

 初めてなら最初の30日間は無料で利用できるので、興味があれば一度試してみてもいいかもしれません。無料期間が経ち自動更新がされると月額980円かかります。

サービスの内容

 期間中であれば200万冊以上の雑誌月刊コミック実用書洋書小説単行本などが読み放題というのがサービスの内容となっております。

 ホームページまたはアプリにて各出版社からのオススメタイトルや特集、利用者の購入履歴に基づいて本が紹介されています。

漫画は読める巻数が少なめ?

 他の書籍と比べると読める対象が少なく「漫画」と検索した場合、約3,000冊近く※がヒットしました。さらに5巻以上読める漫画タイトルになると”170”シリーズほどになります。
※検索入力欄のカテゴリーが「Kindle ストア」でワードが「漫画」として、条件に「Kindle Unlimited 読み放題」にチェックした場合

 単行本からコミック雑誌などのシリーズが揃っているのもありますが、話題に出るようなマンガや人気なマンガの場合だと、特に読める範囲が狭く1、2巻までといった制限が多い印象です。

複数の巻がまとめられた合本版や限られてはいますが読める巻数が多いマンガもある。

  • 集英社:ヤングジャンプコミックス、りぼんマスコットコミックス
  • 小学館:ビッグコミックス、サンデーうぇぶりコミックス、ビッグコミックス、小学館クリエイティブ
  • 少年画報社:ヤングキング
  • 白泉社:ヤングアニマル、ジェッツコミックス
  • 一迅社:SPA!コミックス、
  • KADOKAWA:it COMICS、MFC、ヤングエース、少年エース、ドラゴンエイジ、電撃マオウ、角川コミックス・エース、B’s-LOG
  • 秋田書店:少年チャンピオン
  • ぶんか社:コミックエッセイ
  • アース・スター エンターテイメント:アース・スター コミックス
  • 徳間書店:RYU COMICS
  • 竹書房:バンブーコミックス
  • コアミックス:コミックゼノン
  • 双葉社:アクションコミックス
  • 講談社:アフタヌーン

など 

雑誌の種類は豊富!

 新刊が毎週、毎月に見ることができジャンルも多種多様と品揃えが良いかと思います。
出版されたものはすぐ閲覧不可能ということはなく、中には5年前以上で刊行された古い雑誌もあるので、また読みたいという方にも。

 ホームページでは以下のようにまとめられています。

ジャンル
  • ファッション雑誌(女性・男性別)
  • ライフスタイル
  • エンタメ・趣味
  • 旅行・グルメ
  • くらし・料理・健康
  • ビジネス・IT

女性ファッション

  • CLASSY.(クラッシィ)
  • GISELe(ジゼル)
  • STORY(ストーリィ)
  • Oggi (オッジ) 
  • CanCam (キャンキャン)
  • Precious (プレシャス)
  • VERY(ヴェリィ)

男性ファッション

  • Tarzan(ターザン)
  • POPEYE(ポパイ) 
  • BRUTUS(ブルータス)
  • Safari
  • Pen(ペン)
  • Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 
  • FINEBOYS

ライフスタイル

  • 天然生活
  • LDK
  • CREA
  • Hanako(ハナコ)
  • madame FIGARO japon (フィガロジャポン)
  • 家庭画報
  • 毎日が発見

エンタメ・趣味

  • ダ・ヴィンチ
  • 月刊エンタメ
  • POTATO(ポテト)
  • WiNK UP (ウインクアップ) 
  • ディズニーファン
  • 週刊ファミ通 
  • 月刊ザテレビジョン
  • 週刊ゴルフダイジェスト
  • 声優グランプリ
  • Animage (アニメージュ)

旅行・グルメ

  • るるぶ
  • 東京カレンダー
  • Hanako(ハナコ)
  • Discover Japan
  • ワイン王国

くらし・料理・健康

  • レタスクラブ
  • オレンジページ
  • クロワッサン
  • ESSE
  • 毎日が発見
  • からだにいいこと
  • 野菜だより
  • 健康

ビジネス・IT

  • MONOQLO
  • Mac Fan
  • Begin (ビギン)
  • 家電批評
  • デジタルカメラマガジン
  • Mr.PC (ミスターピーシー)
  • Wedge (ウェッジ) 
  • Begin (ビギン)

など 

その他ジャンルも豊富

 以下のように、ジャンルが多く分けられる程に閲覧できる本が多くあり、有名なタイトルもチラホラ見かけるのでボリュームが良いかと思います。掘り出し物も見つかるかも?、、、

  • ライトノベル(電撃文庫、ガガガ文庫、ヒーロー文庫、GCN文庫など)
  • 文学・評論(角川文庫、講談社文庫、新潮文庫など)
  • 自己啓発
  • 資格、検定、就職
  • 暮らし
  • 趣味、実用
  • コンピューター、IT
  • ビジネス、経済
  • 投資、金融

 など 

洋書の本数は120万冊以上

 翻訳されているのもありますが、英語といった外国語で書かれてるので翻訳されてない本を読みたい、勉強の一環として利用したい方にオススメです。

 和書は12万冊以上が閲覧可能です。

英語を英語で理解する「Word Wise機能」

 設定を行うと特定の単語の上に”英語”で説明が表示するようになり、英語で理解したい場合や勉強のために利用したい人にオススメです。

公式ページから引用

 設定は起動画面の右上にある「Aa」から「その他」の欄にある「Word Wise」を有効にしてください。

対象となるのが商品詳細ページにて「Word Wise: 有効」と記載しているもの。

機能の利用条件

最新のソフトウェアバージョンがインストール(アップデート)されている上で、端末

  • Kindle電子書籍リーダー(第6世代以降)
  • Fireタブレット(第3世代以降)
  • Kindle for Android

であること。

「Prime Reading」との違い

 このサービスはAmazonプライム会員の特典となっていますので、プライム会員として登録する必要があります

 読めるタイトルは 「Kindle Unlimited」から選抜された1,000冊ほどの書籍やマンガ、雑誌が対象となっており定期的に入れ替わるので、気になったタイトルは早めに目を通しておきましょう。

 Amazonプライム会員として月額/600円(税込)または年額/5,900円(税込)の支払い(最初の30日間は無料)

 Prime Student会員として月額/300円(税込)または年額/2,950円(税込)の支払い(最初の6ヶ月間は無料)

比較対象Prime ReadingKindle Unlimited
価格特典そのものは無料月額/980円(税込)
対象者Prime会員、
Prime Student会員
サービスに加入
タイトル数1,000冊以上200万冊以上
ジャンル書籍やマンガ、雑誌などマンガや雑誌に加え、小説、資格向け、ビジネス、文学などが閲覧可能
同時に借りれる本数10冊まで20冊まで

使用できる端末・アプリ

端末について

 ほとんどの端末で利用可能で、

スマホなら「iPhone」やAndroid系の「AQUOS」、「Google Pixel」など。

タブレットなら「Chromebook」、「iPad」、「Fire」Androidやwindowsなども。

デスクトップノートパソコンはMac、Chrome、Linus、Windows、UNIXなど

 スマホのような小さい画面だと、雑誌やB5サイズの書籍などは文字が小さくなり読みづらい場合があります。

スマホ・タブレットノートPC・デスクトップ
閲覧方法アプリアプリ
検索アプリブラウザ
管理アプリブラウザ、アプリ

 kindle向けのタブレットもあり、読書向けの色合い調整や防水機能が搭載されています。

  • kindle(キンドル):お手頃な価格、初めての方に Amazonで確認
  • Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト):最大12週間持続可能なバッテリーを搭載 Amazonで確認
  • Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト) シグニチャー エディション:ケーブルを使わずに充電が可能 Amazonで確認
  • Kindle Scribe(キンドルスクライブ):専用のペンが付属、手書き入力機能を搭載 Amazonで確認

端末が最大6台まで接続可能

 Amazonプライム会員の特典である「Prime Reading」も同じく複数の端末で利用が可能で、一つのアカウントにつき”最大”6台まで接続が可能です。

アプリをダウンロード

 基本的にアプリで購入したタイトルを閲覧することになります。ダウンロードは公式ページからや「App Store」や「Google Play」で行いましょう。

App Store」はApple製品である「iPhone」や「iPad」、「MacBook」など。

Google Play」はAndroid系のスマホ。

デスクトップ版」はwindowsのPCなどが対象です。

公式ページ

アプリ

Amazonのアカウントを作成した後に登録をすれば利用が可能になります。

アプリがなくても読めることができる

 ブラウザ上で利用できるウェブ用のサイトKindle Cloud Reader」がありアプリがなくても閲覧は可能です。一部ではありますが読めないタイトルが存在しており、下記の画像のように表示されます。

 その他では購入した(借りた)タイトルの管理や検索、メモとハイライトの追加や編集が行えます。

支払い方法

 支払い方法を登録する前にAmazonギフト券の残高を使用できるので、もし残っているのがありましたら活用してみましょう。

  • クレジットカード」または「デビットカード
  • 後払い(ペイディ):3回あと払い、6回あと払いの複数回に分けて支払いできるサービス
  • PayPayアカウント:モバイル端末でアプリをダウンロードする必要あり
  • 携帯決済:提供してるは「docomo」、「au」、「UQ mobile」、「SoftBank
    」、「Y!mobile」

 支払い変更(ブラウザ上のAmazon

スマホの場合:アカウント(人型のアイコン)から「お客様の会員資格と定期購読」→「Kindle Unlimitedの設定」→「Kindle Unlimiteの設定」→「お支払い方法」の更新を選択

デスクトップの場合:「アカウント&リスト」にカーソルを近づけリスト欄を表示→「お客様の Kindle Unlimited」→「お支払い方法」の更新を選択

検索方法

スマホ・タブレット

 サービスを利用するには「Kindle無料アプリ」で検索してすぐ読めることができます。

 ※電子書籍を購入する場合、「Kindle無料アプリ」ではなく、ブラウザ上の「Amazon」で購入することになります。(サンプルはダウンロード可能)

 スマホなどで購入をしようと「Google」や「Safari」などのブラウザで開こうとする際、自動的にアプリに飛んでしまう場合があります。

 やり方としてブラウザで表示されたリンクを長押して開きましょう。

 対象のタイトルを探すなら、アプリ画面の上部にある「検索」をタップしましょう。横にある「Kindle Unlimited」をタップすればおおまかに絞れますし、検索の入力欄にそのまま、単語やフレーズを入力してもいいです。

 「検索」をクリックすると上部に「kindleunlimited」のカテゴリーが表示されているので選択しましょう。

 専用のページの「ホーム」では各おすすめ商品や新着タイトル、特集などが紹介されており、「探す」からジャンル(サブジャンル)か評価でタイトルを絞ることができます。※検索入力欄はありません。
 「マイページ」で利用中の本を並べ替えや削除といった作業が行えます。

 読むには対象のタイトルをタップして「ライブラリに追加する」を選択しましょう。そのまま別のページに移行して”今すぐ読む”ことができます。

デスクトップ

 アプリで開くと下記のような画像のように表示される場合は、閲覧や管理はできるものの検索して新しく利用することができません。

 ですのでブラウザ上のAmazonでサービス対象のタイトルを探しましょう。

 Amazonのホームページにある検索入力欄にあるカテゴリー(すべて)から「Kindleストア」を選びましょう。そうしたら右の決定ボタン(虫メガネのアイコン)をクリックしてください。

 そうすれば検索入力欄の下に「Kindle Unlimited 読み放題」が選べるようになりますので、クリックして専用ページに移ってください。
 また、左のサイドメニューからでもサービス対象のタイトルを絞れることができます。

スマホと同様、対象のタイトルをクリックして「ライブラリを追加に追加する」を選択すれば読めることができるようになります。

管理・返却

 この「Kindle Unlimited」のサービスでは同時に利用できる本数が20冊までと限られており、返却をしてもブックマークや読み進めたページなどは保存されています。
 サービスが終了するとダウンロードしたタイトルがライブラリから削除されブックマークなどの保存もなくなります。※「Prime Reading(プライム会員の特典)」は10冊まで

スマホ・タブレット

 アプリ画面を開いて表示されてるものや下部の「ライブラリ」からでも、タイトルを長押しするとメニューが開くので返却したい場合は「本の利用を終了」を選択してください。

デスクトップ

 アプリでは「絞り込み」や「並べ替え」が行え、右クリックをすれば下記の画像のように「推薦」や「削除」が可能となります。

解約

 このサービスは自動更新となっており、手続きを行わないとサービスを停止することはありません。解約はしても支払った期間までは利用できますので、次の更新から利用しないのであれば早めに手続きをした方がよろしいでしょう。

スマホ・タブレット

アプリでは解約の手続きを行うことができず、ブラウザで行うことになります。

 スマホなどで「Google」や「Safari」などのブラウザ、リンクから開こうとする際、自動的にアプリに飛んでしまう場合があります。

 やり方としてブラウザで表示されたリンクを長押して開きましょう。

 ブラウザ上のAmazonを開いてご自身のアカウント(人型のアイコン)をタップしましょう。アカウントサービスの欄から「お客様の会員資格と定期購読」を選択して次のページに移行します。

 「メンバーシップおよび購読」のページに移行して、下にスクロールすると「Kindle Unlimitedの設定」に飛べるので移行してください。

 移行すればサービスの解約が行えるので、「メンバーシップを解約する」をタップしましょう。メールの設定や支払い方法の変更などができます。

デスクトップ

 Amazonの上部メニューにある「アカウント&リスト」にカーソルを近づけるとアカウントサービスなどのメニューが表示されますので、「お客様の Kindle Unlimited」をクリックしましょう。

 ページに移行して、左上にある「メンバーシップを解約する」をクリックして解約の手続きを行いましょう。他にプラン内容や利用中の本、支払い方法の変更などが確認できます。

解説は以上となります。見ていただきありがとうございました。

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