楽天カードのメリットとデメリットを初心者向けに解説

クレジットカード

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記事の内容

 楽天カードは、初心者にとって魅力的なクレジットカードの一つです。知らない人に向けて楽天グループが提供している「楽天カード」のポイント還元率やメリットとデメリットをまとめ解説したものです。

 カードの種類は多くあり年会費のかかるカードもありますが、スタンダードであるカード「楽天カード」は無料で持つことができるので、特に初めて利用する人にオススメでです。

 「楽天カード」は2023年11月時点の調べでクレジットのショッピング取扱高国内No.1を飾り、多少は不満の声はあるものの使いやすさは他のカードと引けを取らないかと思います。

 2023年度:ショッピング取扱高は21.1兆円

 2024年度第2四半期:ショッピング取上高業界シェアが24.0%

 2024年6月末:カード発行枚数は3000万枚を突破

基本情報

  • 年会費は永年無料
  • ご利用可能額は最高300万円
  • ポイント還元率は基本1%還元(100円につき1ポイント) 
  • ブランドはタッチ決済対応の「Visa」、「Mastercard」、「JCB」の3つと「AMEX」
  • SPUポイント特典が楽天カード特典分+1倍
  • 楽天Edy機能の選択
  • ETCカード(年500円)、家族カードカード盗難保険海外旅行保険キャッシング

18歳未満の方は申し込みができないのでご注意ください。

 ただ例外的に「家族カード」を作成すれば18歳未満でも保有することが可能です。それと学生限定の「楽天カード アカデミー」がありますので必要になったら申し込みをしてみましょう。

楽天ポイントについて

 ポイントの還元率はどのランクのカードでも1%還元であり、条件を満たしたりエントリーすることでSPUポイントが高還元率になりより多くのポイントをもらえることができます。

 楽天payでのチャージ払いだと1.5%の還元率、加盟店でポイントを貯めることができたりと楽天ポイントを獲得する方法が多数あります。

 貯めたポイントには使い道が多く楽天市場でのお買い物、加盟店の支払いやギフトカードの交換など利用方法が多いです。

楽天カード

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利用明細内容を知りたい場合は「楽天e-NAVI」に登録

 楽天カード株式会社では、「WEB明細サービス」を提供しており楽天カード会員様専用オンラインサービスの「楽天e-NAVI」に登録すれば、月額無料で確認することができます。

 ETCカードや家族カードなどのカードごと個別印刷orダウンロードが可能

 郵送でのご希望の場合は、楽天e-NAVIにログインに手続き、明細書発行費用(税込みで132円)がかかります。※楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ビジネスカード、楽天ブラックカードの会員は明細書発行費用はかかりません。

3つのメリット

ポイントの使い道がいろいろ

 楽天市場での買い物や楽天ペイで支払いなどポイントが貯まっていきます。使い道は様々あるので便利なのですが気を付けたいことがあります。

ポイントには2種類がある

 通常ポイント期間限定ポイントの違い:普段得られる「通常ポイント」の有効期限は”1年間”ですが、期間内にポイントを獲得すると更新され期限が延長します。

 「期間限定ポイント」は主にキャンペーンで獲得でき、得られたポイントには1ヶ月や半年など短い有効期限が設定されています。

 ポイントを使う際、基本「期間限定ポイント」を優先に使われます。

1, 楽天市場で購入
楽天経済圏で普段の買い物や「楽天ブックス」、「楽天トラベル」といったサービスで利用したり「楽天ビューティ」などの予約で使うことも可能です。

2, 加盟店でポイント支払い
ミスタードーナツやくら寿司など飲食店、一部のコンビニやスーパー、美容院、ガソリンスタンドでポイントが使える

3, 楽天ふるさと納税で利用
このサービスでもポイントが使用でき、かつ還元がありますので機会があればやってみても良いでしょう。

4, 金券に交換
図書カード、ジェフグルメカード、JCBギフトカード、VJAギフトカードなどの金券に交換することができます。
親や友達にプレゼントとして渡したり、期間限定ポイントの有効期限が切れる前に交換しまえば失効せずに済みます。

SPUとは

 スーパーポイントアッププログラムの略称であり、対象の商品を購入したりサービスの条件を達成することによって、楽天市場での買い物で得られるポイントが多くなるプログラムとなっております。

 2000円の商品を購入した場合、SPUが4倍だと80ポイント獲得できます。

キャンペーンが多くポイントが貯まりやすい

 楽天市場ではいろんなキャンペーンを実施しており、ポイントを多く獲得できるチャンスがあるので、たとえどれかを見逃しても損することなく貯めることができるでしょう。

キャンペーンには下記のようなものがあります。詳しくはこちらから

  • 毎月「5」と「0」が付く日はポイントがになる
  • 対象のお店(商品)で購入するとポイントがもらえる
  • 購入&楽天ポイントカード提示で最大ポイント〇〇倍
  • 同時に〇〇%値引きセールやポイント○倍デーがある

楽天プレミアムカード

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会員ランク特典でポイントアップ

 ポイントを一定以上貯めると会員ランクが上がり、順にシルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドとなってお得なキャンペーンや特典が用意されます。

 毎月18日は「ご愛顧感謝デー」となり”最大4倍”になります。(全ショップ対象)

加盟店でポイントが使える&貯まる

 ポイントを貯めるには”会計前に”レジで楽天カードまたはアプリ「楽天pay」を提示して、楽天ポイントカード番号を読み取ってもらいましょう。

 対象のお店で支払うには楽天カードまたはアプリ「楽天pay」を使用します。ポイントを使いたい場場合はレジで「ポイントで支払います」と伝えカードがアプリを提示しましょう。
 また、楽天payのチャージ払いだと1.5%になるので一緒に活用しましょう。

 ポイント還元率は店によって異なり、0.5~1.0%で100円につき1ポイントもあれば200円につき1ポイントがあります。加盟店の一覧はこちらから

飲食店

  • すき家
  • カレーハウスCoCo壱屋
  • はなまる
  • ミスタードーナッツ
  • 吉野家
  • ココス
  • はま寿司
  • 八郎そば
  • ガスト
  • 幸楽苑

など 

ショッピング

  • ファミリーマート
  • デイリーヤマザキ
  • ポプラ
  • コーナン
  • ダイシン
  • ヤマザワ
  • スーパーABC
  • 西友

など 

暮らし

  • 株式会社サカイ引越しセンター
  • ハート引越しセンター
  • スター引越しセンター
  • アリさんマークの引越社
  • 大成造園
  • 株式会社佐々木建設
  • 株式会社不動産流通センター
  • 神戸不動産リアルティ

など 

 他に美容関係、音楽やゲームといったものを取り扱うお店、ガソリンスタンド、電気やガス等をポイントを使用できる加盟店が多く存在しています。

楽天カード

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3つのデメリット

サイト・アプリが使いづらいかも

 楽天経済圏のサイトはいろんなサービスを提供しているので目的のページまでに辿り着くのが大変かと思います。アプリも多くスマホ画面が楽天のアプリでいっぱいになって、他のアプリの場所を取ってしまい操作に不便を持つかもしれません。

 サイトをご覧に頂くとわかるのですが専用のページからキャンペーンなどで埋め尽くされているので、最初どこに手をつければいいのかわからなかったり見たいもの知りたいものを探すのに大変時間がかかってしまうことから使いにくいと思う人がいるかもしれません。

 専用のページに飛ぶと元いたページに戻りにくい(戻れない)、行き先を忘れてしまうとまた探す羽目になるので、あらかじめブックマークを登録しておくと便利です。

 またサイトの上部メニューから右あたりにある「ヘルプ」を活用してみましょう。

 アプリを利用する上で影響が出てしまうのは通信制限がある、また電波が悪いと時間がかかったり使えない場合があるので支払いなどでポイントを使いたい人にとって不便ではあります。

 アプリの数は40以上あり、全てを使いこなすのは難しく管理も大変なので、多く利用してるアプリだけ残すのがオススメかと思います。

 買い物するなら

  • 楽天市場:1億点以上ある商品を販売しているメジャーなアプリ
  • 楽天ブックス:250万点の紙書籍を取り扱っており、送料無料
  • 楽天code電子書籍ストア:漫画や雑誌などがアプリで読める、一部無料作品もあり

など

 ポイント関連は

  • 楽天ポイントクラブ:利用可能ポイントと期間限定ポイント、獲得予定ポイントについてすぐ確認ができる
  • 楽天ポイントカード:店員にバーコードを提示して楽天ポイントを貯めるアプリ
  • 楽天チェック:特定のお店やスポットに行き、チェックインすることでポイントが手に入る

など

 他アプリ

  • 楽天トラベル
  • 楽天イーグルス公式スマホアプリ
  • 楽天銀行
  • 楽天ペイ
  • Rakuten TV

など

 一部だけアプリを紹介しましたが、もっと知りたい方はアプリ一覧をどうぞ

公共料金の還元率が低い・ポイントの対象外

 通常楽天カードで何かしら購入する際、1%のポイント還元率(100円につき1ポイント)なのですが、対象ではないものがあり光熱費や税金などの公共料金が挙げられます。500円(200円)につき1ポイントと、貯めるには大変なのでポイントを活用する目的で利用するのは難しいかと思います。詳細はこちらから

 生活で利用するガスや水道、電気代といった公共料金は500円の利用につき1ポイントとなります。

 小売ガス事業者:東部ガス、東京ガス、大阪ガス、西部ガスなど

 水道事業者:札幌市水道局、東京都水道局、京都市上下水道局など

 小売電気事業者:東北電力、中部電力、関西電力、九州電力など

 他に固定資産税、源泉所得税や住民税などの税金国民年金保険料等も対象となります。

 保険料と携帯電話の利用料金の場合は200円の利用につき1ポイント進呈されます。

 保険料生命保険損害保険傷害保険医療保険などの第三分野の保険が含まれる):あいおいニッセイ同和損保、朝日生命、オリックス生命、損害保険ジャパン、ライフネット生命など

 携帯電話(電話料金合算払いが含まれる)の利用料金:NTTドコモ、SoftBank、au、Y!mobile、イオンモバイルなど

 ポイント進呈対象外もあり年会費や手数料等、キャッシングはポイントは進呈されないので注意してください。

 他にApplePay、GooglePay経由などの他社決済サービスへのチャージ分などがあります。

 年会費・手数料等:楽天ETCカード年会費、楽天PINKカード カスタマイズサービス月額料金、カード年会費、明細書発行費用など

 キャッシング:キャッシング利用分、提携ATM・CDでのキャッシングによるATM利用手数料

 他社決済サービスへのチャージ分:nanaco、ファミペイ、WAON、auPAYなど

楽天プレミアムカード

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オペレーターとのお問い合わせが有料

 楽天カードについてのお問い合わせ方法は無料有料があり、24時間年中無休の自動音声専用ダイヤル等とオペレーターと話せるコンタクトセンターがあります。 お問い合わせ一覧はこちら

 問い合わせをするのは解決方法がわからない、難しいことが主な理由となるので、直接オペレーターと話をしたほうが早いことが多いかと思います。
「よくある質問」や自動音声専用ダイヤルでの問い合わせで解決できない内容だと、どうしても答えに行き着くのに時間がかかってしまったり電話でしか対応できない内容があるので、有料の方を多く使うことになるからデメリットに感じました。

 無料には「自動音声専用ダイヤル」と「楽天カードAIチャット」の2つがあり、引き落とし口座の確認や請求の照会など簡単な内容であれば解決できるかと思います。 無料なのですが24時間年中無休であるので夜中でも利用できるのが便利かと思います。

 問い合わせを行う前に「よくある質問」を確認してみましょう。多くの利用者が疑問に思ったことをまとめてありますので早く解決できるかもしれません。

 事情を直接伝えたい場合はコンタクトセンターを利用することになりますが、対応時間は9:30〜17:30となっており、時間によってすぐ利用できないことがありますが実情を直接伝えれるので的確な解決策をとれます。ただ長く使用していると料金がかかりますので、事前に調べて難しいと判断した場合、コンタクトセンターの問い合わせをオススメします。

 楽天カードは有料になりますが、楽天ブラックカード、楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカード、楽天ビジネスカードを作成していれば、カードの裏面にある専用デスクからだと無料で利用することができます。

 他に「楽天カードチャットサポート」という楽天カード会員様専用オンラインサービスがあります。利用するには「楽天e-NAVI」へのログインが必要とするので、予め楽天会員に登録しておきましょう。営業時間は9:30~25:30となります。

ETCカードは「楽天カード」では有料

 楽天のETCカードは通行料金100円に1ポイント貯めることができ、利用金額は楽天e-NAVIの利用明細で確認することができます。

 年会費は550円(税込み)となり、楽天カードと同時に申し込むか楽天e-NAVIから手続きを行い手に入れることができます。※複数可能

 楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードを持っている場合は、付帯していればETCカードは”無料”になります。

学生が所持できるクレジットカード

 「楽天カード」は基本未成年が持つことはできませんが、「楽天カードアカデミー」なら使うことができます。このカードに変えればお金の管理に便利で、かつ少しでもお得になるので活用する選択もあります。

カードの情報

  • 18歳以上の学生(高校、大学、短期大学、専門学校など)が申し込めるカードであり、海外在住の方は対象外となってしまいます。
  • 年会費は永年無料最高利用可能枠は30万円(入会後オンラインで利用可能枠を設定可能)
  • ブランドは「Visa」と「JCB」から選択
  • Edy機能(別途発行手数料有り)、楽天学割(15歳〜25歳限定)
  • サービスや保険としてETCカードカード盗難保険海外旅行保険を提供

学生限定カードのメリット

Rakuten ブックス」、「Rakuten Trabel」、「Rakuten fashion」、「Rakuten BEAUTY」の利用がどれも通常より3倍近くポイントもらえる

楽天カード アカデミー」を申し込む際、正しいステップを踏むと合計”5000”ポイントがもらえます。※投稿時点での達成条件を満たした場合に限ります。

学生専用のカードでも楽天経済圏のサービスは利用は可能。スマホ決済もできて、カードの裏面にあるバーコードを提示して楽天ポイントを貯めることもできます。

卒業後について

  • 卒業後は貯まったポイントを引き継いで「楽天カード」に切り替わりご自宅に届きます。卒業予定年により実際の卒業予定年月の前に楽天カードに切り替わる場合があります。
  • カード番号は変わらず更新する必要はありません。
  • 獲得している楽天ポイントはそのまま引き継がれます。

楽天カード

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他カード種類一覧

クレジットカード

 どのカードも通常還元率は一部を除いて1%(100円につき1ポイント)となります。

種類年会費(税込み)利用最高可能枠ETCカード特典込み還元率
楽天カード無料100万円550円最大3倍
楽天ゴールドカード2,200円200万円無料最大4倍
楽天プレミアムカード11,000円300万円無料最大5倍
楽天PINKカード無料100万円550円最大3倍
どのカードも「Visa」、「Mastercard」、「JCB」、「AMEX」のブランドから選べます。

銀行カード

 楽天カードを使って楽天銀行で引き落としをするとSPUがアップします。

種類詳細補足
デビット付きキャッシュカード・支払いは口座から引き落とし
・Visa、Mastercard、JCBから選択
16歳から申し込みが可能
プリペイドカード・チャージした範囲で支払い
・キャッシュカード機能は無し
16歳から申し込みが可能
クレジット機能付
キャッシュカード
・クレジットとキャッシュの一体型
・国際ブランドは「JCB」
最高可能額100万円
キャッシュカード・入出金と残高照会のみ操作可能の
キャッシュ機能
16歳未満のみ申し込み可能

申し込みから届くまで

 楽天カードを申し込むために必要なものがありますので、あらかじめ用意してから申し込みをしましょう。

  • 本人確認書類(運転免許書、マイナンバーカード、パスポート等)
  • メールアドレス(楽天IDとして楽天グループサービスで利用することになります。)
  • 引き落とし口座(楽天銀行の口座に設定するとポイント還元率がアップ)
  • 携帯電話番号

※カードの種類変更や切り替えをするには、再度審査を受ける必要です。

記事は以上となります。見ていただきありがとうございました。

楽天プレミアムカード

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