左手デバイス「Tour Box」シリーズの各3種の共通点・特徴を知ろう!

クリエイター用機材

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記事の内容

 「Tour Box」は、直感的な操作性と豊富なカスタマイズ機能を兼ね備え、特にデジタルイラストや動画編集においてその力を発揮します。

 複数のモデルが存在し、「Tour Box lite」、「Tour Box NEO」、「Tour Box Elite」の中から最適な一台を見つけましょう。iPadと接続できる「Tour Box Elite Plus」というデバイスもあります。

 本記事では、Tour Boxシリーズがどのようにクリエイティブな作業を支援するのか、その共通点と独自の特徴を徹底的に解説します。

各製品の共通点

デバイスのソフトウェア

 デバイスを利用するためには、アプリ「TourBox Console 5」をダウンロードする必要があります。

 対象はデスクトップ(ノートPC)のWindowsMacOSとなり、公式ホームページにてアプリを入手しましょう。なお、iPadOSAndroidのデバイスに対応していません。

現時点では使用できるパソコンのバージョンは以下の通りになります。

Windowsなら

Windows7及びそれ以降(64ビットのみ)

macOSなら

macOS 10.13 及びそれ以降

iPadでもTourBoxが利用できる?

 今回紹介しています3つのデバイスのほかに「TourBox Elite Plus」というiPadとBluetoothでの接続ができる製品があります。※iPadのみ有線は不可

公式ページより引用

 仕様としては「TourBox Elite」に近い性能であり、カラーは表面が透けている「クリアートランスパレント」の1種類とアクセサリーで「キャリーケース」や「ケーブル」を選ぶことができます。

 また、iPadで利用する場合は専用のアプリTourBox Console(iPad)」をダウンロードしなければならないので注意してください。

 公式ホームページの製品紹介、または購入はこちらから(アプリはトップページの「製品欄について」から)

https://www.tourboxtech.com/jp/tourbox-elite-plus/

対象のグラフィックソフトウェア・動画編集ソフト

 WindowsやmacOS上で利用でき、かつショートカットキーがサポートされてるソフトウェアであれば、ほぼ全てに対応しています。

 また、YouTubeやChromeなどのブラウザでの操作も可能となります。

〈〈 利用できるソフトウェア一覧 〉〉

【デジタルイラスト
  • CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)
  • Photoshop(フォトショップ)
  • illustrator(イラストレーター)
  • MediBang Paint(メディバンペイント)
  • Krita(クリタ)
  • FireAlpaca(ファイアアルパカ)
  • Painter X(ペインター 10)
  • GIMP(ギンプ)

など

【動画編集】
  • PowerDirector(パワーディレクター)
  • Adobe Premiere Pro(アドビ プレミア プロ)
  • Adobe After Effects(アドビアフターエフェクツ)
  • CapCut(キャップカット)
  • VEGAS(ベガス)
  • DaVinci Resolve(ダヴィンチ・リゾルブ)
  • Final Cut Pro(ファイナルカット・プロ)

など

【写真編集】
  • Photoshop(フォトショップ)
  • Adobe Photoshop Lightroom(アドビ フォトショップ ライトルーム)
  • Capture one(キャプチャーワン)
  • PhotoDirector(フォトディレクター)

など

プリセット数

 プリセットは全て共通で最大の30個まで作成が可能であり、1つのプリセットで「Tour Box Lite」は50種類以上、他2種の「Tour Box NEO」と「Tour Box Elite」は150種類以上を設定することができます。

 「プリセットをオートスイッチ」機能を有効にすれば、ソフトが変わるのと同時にプリセットも切り替わるのでとても便利です。

 公式サイトではあらゆるクリエイター達がオリジナルのプリセットを紹介しており、気になったものはダウンロードをしてすぐに試すことが可能です。また、分野ごとに検索したりシステムやソフトウェア、格デバイスで絞れます。

 自作のプリセットをアップロードして他のTourBoxユーザーとシェアしましょう。

操作方法について

 「多くの操作設定ができるがどうやって使い分けるのか?」、以下の操作方法となります。

  • クリック
  • ダブルクリック
  • 離し入力
  • 長押し
  • スクロール
  • 回転(ノブ、ダイヤル)
  • 組み合わせ:「ボタン」+「ボタン」、「ボタン」+「スクロール」、「ボタン」+「回転」

コードでの接続

 全てのデバイスは端子が「type C 」であれば接続することが可能となっており、ケーブルで電池切れを気にしなくていいというのがメリットでもあります。

 有線のみでしか接続できない「Tour Box Lite」と「Tour Box NEO」には製品と一緒に付属していますが、無線で繋げられる「Tour Box Elite(Plus)」はオプションとして購入となるので買う前に確認するようにしましょう。

 無線と有線の両方を接続した場合、ケーブルでの接続が優先されBluetooth接続は作動しなくなります。

公式ストアでは保証が手厚くなる!

公式ページにて引用

 公式サイトにて製品を購入すると以下の保証が受けられます。

  • 14日間返保証
  • 1年間メーカー保証

返品・返金ポリシー詳細について

また、他のメリットもあり

  • 商品高速発送(日本倉庫から発送)
  • 全世界送料無料
  • 営業日24時間内サポート返信

お支払方法:コンビニ決済、PayPal、クレジットカード/デビットカード

 他のネットショップだとそういった内容が曖昧で分かりづらかったり、何かの条件を満たさなければならないので、確実に保証を受けたい方は公式で購入することをオススメします。

各デバイスの特徴

お値段が手頃な「Tour Box Lite」

 お試しとして、初めてのデバイスを利用する方に勧めたい製品であり、操作部が少なく覚えやすく取っ付きやすいのが長所です。キーボード操作は苦手だという人にはぜひ。

製品の特徴

  • 有線での接続:ケーブル端子は両端子デバイスに接続可能な「Type-C to Cケーブル」となっており片方直線、片方90度。
  • 操作部が合計8箇所:ボタンが6つ、ノブが1つ、スクロールが1つ
  • 設定できる操作の数「50」以上・機能の数が「200」以上
  • カラーバリエーション:クラシックブラック
  • 接続端末数はパソコン1台
  • 表面塗装:「耐汚性材質」

製品の評判・減点ポイント

 ネットショップ「Amazon」にて販売元「TourBox公式ストア」を参照しています。

売れ筋ランキング

「グラフィックタブレット&ペン」カテゴリーで 18

「パソコン・周辺機器」カテゴリーで5,092

※2025年3月時点

減点ポイント

  • ボタンなどの操作部が足りない
  • ノブとスクロールの操作音がない

同梱物の詳細・オプション

  • TourBox Lite(サイズ:111x106x39mm、重さ:329g)
  • Type-C to Cケーブル(片方直線、片方90度)
  • Type-C – A アダプタ
  • 安全指示事項
  • クイックスタートガイド

オプション

  • キャリケース(収納袋)

安定性重視の「Tour Box NEO」

 デバイスの中で最も売られている製品であり、コードでの接続なので安定性がよく作業中は快適になります。「Tour Box Lite」より多くの操作ができ、自由度の高くなったデバイスです。

製品の特徴

  • 有線での接続:ケーブル端子は両端子デバイスに接続可能な「Type-C to Cケーブル」となっており片方直線、片方90度。
  • 操作部が合計8箇所:ボタン11つとノブ、スクロール、ダイヤルが各1つずつ(操作速度は3段階
  • 設定できる操作の数「150」以上・機能の数が「400」以上
  • カラーバリエーション:クラシックブラック
  • 接続端末数はパソコン1台
  • 表面塗装:「スキンフレンドリー」

製品の評判・減点ポイント

 ネットショップ「Amazon」にて販売元「TourBox公式ストア」を参照しています。

売れ筋ランキング

「グラフィックタブレット&ペン」カテゴリーで 16

「パソコン・周辺機器」カテゴリーで6,126

※2025年3月時点

減点ポイント

  • 操作性に慣れるまでは不便
  • 手が小さいと誤作動が多発してしまう
  • 製品の値段に疑問を持つ

同梱物の詳細

  • TourBox NEO(サイズ:116x101x44mm、重さ:370g)
  • Type-C to Cケーブル(片方直線、片方90度)
  • Type-C – A アダプタ
  • 安全指示事項
  • クイックスタートガイド

オプション

  • キャリケース(収納袋)
  • イラスト技法書「KawaiiSensei – いいトコどり!人物パーツの描き方 動画×ドリルで学べる」

快適な操作ができる「Tour Box Elite」

 このデバイスは無線のBluetooth接続が可能で、置き場所に制限がなく好きなところに置けるがメリットです。さらにカラーバリエーションが多く、限定版も含め充実しております。

製品の特徴

  • Bluetooth接続※ & 有線接続(ケーブルは別売り)
  • 操作部が合計8箇所:ボタン11つとノブ、スクロール、ダイヤルが各1つずつ(操作速度は3段階
  • 設定できる操作の数「150」以上・機能の数が「400」以上
  • カラーバリエーション:ブラック/ホワイト/トランスルーセント、ナチュラルサマーシリーズ6種、VOCALOMAKETSコラボ2種
  • 調整可能の触覚フィードバック(振動の設定)
  • 接続端末数がBluetooth接続によって2つのPCの間を切り替え可能
  • 表面塗装:UV耐指紋塗装(トランスルーセント:追加塗装なし)

※電池の交換が必要 「2単3形 電池」X 2本

製品の評判・減点ポイント

 ネットショップ「Amazon」にて販売元「TourBox公式ストア」を参照しています。

売れ筋ランキング

「グラフィックタブレット&ペン」カテゴリーで 78

「パソコン・周辺機器」カテゴリーで20,693

※2025年3月時点

減点ポイント

  • Bluetooth接続が不安定だったり不具合を起こしてる
  • 操作性に慣れるまでは不便
  • 製品の値段に疑問を持つ

同梱物の詳細

  • TourBox Elite(サイズ:116x101x44mm、重さ:電池無しで376g、電池有りで424g)
  • 単三電池2本
  • 安全指示事項
  • クイックスタートガイド

オプション

  • キャリケース(収納袋)
  • typeC-typeC ケーブル(色は本体に合わせる、片方直線/片方90度)
  • イラスト技法書「KawaiiSensei – いいトコどり!人物パーツの描き方 動画×ドリルで学べる」

ナチュラルサマーシリーズ

 夏をテーマにしたカラーバリエーションとなっており、合計6種を取り揃えています。一部ではありますが公式ストア以外でも販売されています。

公式ページより引用

VOCALOMAKETSのコラボ商品

 VOCALOMAKETSのキャラクターをイメージした「TourBox 結月ゆかり」と「TourBox 紲星あかり」が発売されています。数量限定の特典としてバッジ印鑑カードケース和紙テープが付いてきます

公式ページより引用

解説は以上となります。見ていただきありがとうございました。

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